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デリバリーセミナー&プライベートセミナーラインアップ

 研究所で現在実施している各種セミナーは以下の通りです。内容をご確認の上、トップページの「カレンダー・予約」内にある予約画面から申し込んでください。

プライベートセミナーの確認事項(必ずお読みください)

・予約の場合、指定のセミナー以外は、必ずペアでの申し込みをお願いします。開催が近づきましたら、リマインドメールをお送りします。一緒に参加される方の所属とお名前をお知らせください。(学生の受講は受け入れていません)

・プライベートセミナーは、毎週水曜日、木曜日の2日間に加えて、研究所が指定した週末に実施します。カレンダーにて、開催日、セミナー内容、受講枠の空き情報を確認の上で申し込みをお願いします。

・プライベートセミナーではデリバリーセミナーにおいて2日間で行う内容を、1日(約8時間)で消化します。

・受講料は1日で25,000円(税込)/1名です。当日の​昼食徴収しますので、現金の用意をお願いします。

・プライベートセミナーの受講枠は最大5ペアで実施します。Sono-Anatomy&palpation上肢編と下肢編、クリニカルインソールと末梢神経周辺組織に対するエコーガイド下圧変動操作のセミナーは最大4ペアで実施します。

・プライベートセミナーはすべて研究所で開催します。8時30分以降、受講生が全員揃い次第セミナーを開始します。交通事情等で到着が遅れる場合でも、9時になった時点で開始しますので、時間に余裕をもってお集まりください。

・ランチタイムは20~30分程度で、食べ終わり次第すぐに午後のセミナーを開始します。おにぎり、飲み物など、簡単に食べられる食事をご用意ください。

・受講する内容に応じて、タンクトップ、Tシャツ、短パンなどの用意をお願いします。エコーガイド下治療用に、薄手のタオルを各自持参ください。特にインソールセミナーでは、中敷きを取り外すことができる靴を必ず用意してください。研究所内は土足禁止ですので、用意する靴は新品が望ましいです。新品の靴でない場合は、靴底をきれいにした上でご持参ください。

・実技のデモンストレーションは動画撮影可能です。撮影は個人の自己学習に利用するためのものですから、ネット等への無断使用は厳に慎んでください。講義の撮影は禁止です。

​・受付が完了した場合は、「受付完了のお知らせ」メールを送信しております。先着順で、受付できなかった場合も、その旨のお知らせを送信しております。ご参加頂く前には、「受付完了のお知らせ」メールおよびカレンダーでのお申込代表者の氏名が明記されていることを必ず事前にご確認ください。ご不明な場合はお問い合わせください。

 

デリバリーセミナーの確認事項(必ずお読みください)

・デリバリーセミナーは、ひと月に2回程度、研究所が地域に直接足を運んでセミナーを提供するもので、土曜日、日曜日の2日間(約10時間)で実施します。

・セミナーの受講枠は20名を基本として実施します。受講者数が増減する場合はご相談ください。受講者数が少ない場合は、受付できない場合があります。

・受講料は20,000円(税込)/1名です。当日の徴収を原則としていますが、銀行振込を希望される場合は相談ください。

・セミナー会場は、受講者所属施設のリハビリテーション室もしくは会議室をご用意ください。別途、セミナー会場費が生じる場合には、受講生の皆様でご負担ください。

・セミナー開催に伴って生じる交通費、宿泊費は研究所で負担します。交通チケット等の手配も不要です。

・デリバリーセミナーの開催を希望する場合は、窓口となる代表者が申し込み手続きをしてください。代表者の所属、氏名、会場名、団体の名称など、記入漏れの無いようにお願いします。

・セミナー開催当日ならびに終了後、会場もしくは空港等まで車による送迎が必要な場合は、ご協力をお願いします。

◎膝関節に対する機能解剖学的運動療法  メイン講師 林典雄 (空きありのみ)

膝関節機能解剖、超音波解剖を踏まえた運動療法技術について系統的に学びます。膝関節における2大障害は疼痛と拘縮です。疼痛に対する適切な治療は順調な可動域改善をもたらす一方で、適切な拘縮治療が痛みの改善につながります。セラピストに求められるのは、疼痛治療であれ拘縮治療であれ、適切な病態解釈のもとに技術を選択することが必要で、その技術背景には解剖学の理解が不可欠です。セミナーではエコーをふんだんに利用しながら、疼痛ならびに拘縮治療に迫ります

◎肘関節・前腕に対する機能解剖学的運動療法  メイン講師 林典雄 (空きありのみ)

肘関節・前腕に関する機能解剖、超音波解剖を踏まえた運動療法技術について系統的に学びます。肘関節・前腕に生じる障害の大半は可動域制限です。その評価治療にはエコーを利用した評価治療が極めて有効です。セミナーではエコーをふんだんに利用しながら、拘縮治療について極めていきます。尺骨神経障害など、末梢神経障害に対する内容については、別プログラムにある「末梢神経に対するエコーガイド下圧変動操作」のセミナーをぜひ受講してください。

◎肩関節に対する運動器超音波リハビリテーション  メイン講師 林典雄 (空きありのみ)

肩関節障害ほどエコーが役に立つ関節はないと言っても過言ではないでしょう。大きな可動域を有し、安定性を軟部組織に依存する肩関節治療の難しさは皆さんが感じていることでしょう。本セミナーでは肩関節障害治療に必要な、エコー解剖、動態評価、エコーガイド下治療など、エコーを使いまくる診療スタイルを提案したいと思います。 受講にあたっては、ペア双方ともに「肩関節に対する機能解剖学的運動療法」のセミナーを受講済みで、かつ日常的にエコーを使用している方でお願いします。 デリバリーセミナーでの開催を希望される場合には、2名に1台のエコーを用意できることを条件としています。研究所で数台は準備できますのでご相談ください。これに関わる費用は、別途請求させていただくことがありますのでご了承ください。

◎インソール    メイン講師 林典雄 (空きありのみ)

アライメント異常に起因する有痛性足部疾患ならびに有痛性膝疾患に対して、適切なインソール療法は極めて高い臨床効果を発揮します。私が長年取り組んできたインソールは、後足部の回内、回外不安定性を制御するもので、基本的に2パターンしかありません。あとは症例ごとのバリエーションに対応する力が必要です。ペアにてお申し込み下さい。

※2025年5月以降 開催の新規プライベートセミナーラインナップ

Ⅰ 触診技術を基軸とした機能解剖学的運動療法

1:肩関節障害に対する機能解剖学的運動療法(略称:肩関節)  担当講師 林 典雄 

肩関節障害に関する運動療法の目的は、骨頭求心性をいかに改善するかに尽きます。我々セラピストが実施するすべての技術は、骨頭の求心性を高める方向へと向かうことが必要です。講義の中ではエコー研究に基づく知見がいくつか紹介されますが、実技ではあえてエコーは使用せず、セラピストとして持つべき「肩関節を治すための必須技術の習得」に重きを置いて学んでもらいます。また、日常診療でエコーを使用できる環境にあるセラピストは、本セミナーに加えて「運動器超音波リハビリテーション 肩関節編」をぜひ受講してください。肩関節診療の新しい世界が見えてくるはずです。

2:股関節障害に対する機能解剖学的運動療法(略称:股関節)  担当講師 林 典雄・岸田 敏嗣 

股関節機能解剖、超音波解剖を踏まえた運動療法技術について系統的に学びます。股関節障害に対する治療の目的は、鼠径部周辺疼痛ならびに跛行について、セラピストの技術で改善することです。FAIS、OAチックな痛みをどう考えどう治すのか、また「デュシャンヌ跛行の原因って本当に筋力?」など、目から鱗の答えを示していきます。講義の中ではエコー研究に基づく知見がいくつか紹介されますが、実技ではあえてエコーは使用せず、セラピストとして持つべき「股関節を治すための必須技術の習得」に重きを置いて学んでもらいます。

3:慢性腰痛に対する機能解剖学的運動療法(略称:慢性腰痛)  担当講師 林 典雄 

レントゲン、CT、MRI、で原因を特定できない腰痛を非特異的腰痛とよんでいます。画像が有力な情報になりにくい以上は、圧痛を中心とした身体所見、症状の特徴を適切にとらえ腰痛の責任対象を決めることが大切です。セミナーでは慢性腰痛の原因となる、仙腸関節障害、椎間関節障害、腸腰靭帯障害、上殿皮神経障害についての評価と治療に迫ります。加えて、変性後彎症に付随する腰痛については、腰部背筋との関係について理解する必要があります。高齢者に生じる腰痛では、いかに腰椎の前彎をキープするかがkeyとなります。「腰が痛い!」という症状を私なりにカテゴライズしていきます。

4:足関節障害に対する機能解剖学的運動療法(略称:足関節)  担当講師 林 典雄 

足関節障害おけるセラピストの役割は、骨折をはじめとした外傷術後の拘縮を確実に改善することと、セラピストの技術で対応可能な有痛性足部疾患に対して確実な技術を提供することに大別されます。拘縮に起因した二次的疼痛は、可動域の改善に付随して軽減していきますし、アライメントに起因する疼痛にはインソール技術が必要になります。セミナーでは、足関節周辺解剖の確認に適宜エコーを使用しながら理解を深めてもらいます。その上で、機能解剖学的視点を踏まえた徒手技術を紹介します。インソール技術については、特別企画セミナーの「クリニカルインソール2日間集中セミナー」をぜひ受講してください。

5:膝関節拘縮に対する機能解剖学的運動療法(略称:膝拘縮治療)  担当講師 岸田 敏嗣 

人工膝関節置換術(TKA)をはじめとした術後リハビリテーションにおいて、膝関節可動域改善はセラピストに課せられた重要な命題です。同時に、拘縮の存在に起因した膝関節痛では、可動域の改善そのものが疼痛治療となります。 一度完成した膝関節拘縮を改善することは、セラピストにとっても患者にとっても多大な苦痛とともに長い治療期間を強いられます。膝関節拘縮における最良の治療は、組織修復過程を考慮し、可動域制限の原因となる組織の癒着予防を徹底することです。術直後から始まる一連の予防的拘縮治療の概念と具体的な技術をしっかりと学んでください。

6:腱板損傷に対する機能解剖学的運動療法(略称:腱板運動療法)  担当講師 福吉 正樹 

肩関節診療では腱板損傷という診断名を多く目にすることでしょう。一方で無症候性腱板断裂という言葉も目にします。これは文字通り「腱板は切れているのに痛くない」ということです。つまり、腱板が切れているという事実は一緒なのに、「痛い人と痛くない人がいる」という不思議な現象が存在しているのです。もし、痛い人と痛くない人との機能的違いが理解できれば、腱板損傷に対する保存療法も、腱板修復術後の運動療法も同じ方向へと進めばいいと思いませんか?そこにはエコー評価を含めてセラピストの正確な技術が必要です。

Ⅱ 運動器超音波リハビリテーション

1:末梢神経周辺組織に対するエコーガイド下圧変動操作(略称:圧変動末梢神経)  担当講師 福吉 正樹 

皆川洋至会長のもと秋田で開催された第27回日本整形外科超音波学会以後、生理的食塩水を末梢神経周囲に注射するハイドロリリースは、現在の運動器診療の分野で徐々に普及してきました。なんら薬理作用を持たない生理的食塩水の注入がきっかけで起こる不思議な臨床効果を目の当たりにした私たちは、セラピストの手でも何かできないかについて追い求めてきました。いくつかのtry & errorを繰り返した結果、「エコーガイド下圧変動操作」という技術が生まれました。我々が継続してきた研究背景と合わせて、エコーガイド下圧変動操作がもたらす切れ味鋭い臨床効果をお楽しみください。

2:運動器超音波リハビリテーション 肩編(略称:肩超音波リハ)  担当講師 福吉 正樹 

エコーガイド下圧変動操作の各論的セミナーとして肩関節障害を中心に研修します。肩関節を支配する各神経に対するエコーガイド下圧変動操作は、投球障害肩はもちろんのこと、関節性拘縮の要素が低い有痛性肩疾患に対しても非常に高い治療効果が得られます。肩関節に対する運動療法の効果をさらに一歩進める技術をぜひ習得してください。

3:運動器超音波リハビリテーション 肘関節・前腕編(略称:肘超音波リハ)  担当講師 福吉 正樹 

エコーガイド下圧変動操作の各論的セミナーとして肘関節障害を中心に研修します。肘から前腕に愁訴を持つ症例では、肘周辺を走行する末梢神経を基軸とした評価とエコーガイド下圧変動操作が極めて有効です。また、common diseaseであるテニス肘(外側上顆炎)には、単なる付着部症(enthesopathy)としては片付けられない症状が混在しています。エコーを駆使した評価をもとに、その病態を区別することが症状改善の近道と考えます。セミナーでは、これら肘関節周辺疼痛に対して、エコーガイド下運動療法で迫ります。

4:運動器超音波リハビリテーション 膝関節編(略称:膝超音波リハ)  担当講師 福吉 正樹 

エコーガイド下圧変動操作の各論的セミナーとして有痛性膝疾患を題材として研修します。手術が適応にならない膝関節痛では、医師による適切な注射と病態に対応した適切な運動療法技術が不可欠です。内側半月の亜脱臼に付随した疼痛、半膜様筋腱障害、膝蓋下脂肪体障害、各種の神経障害性疼痛など、膝関節痛症例に対峙するための必須技術について、エコーガイド下運動療法で迫ります。

Ⅲ エコーハンズオンセミナー

1:初学者のためのエコーハンズオンセミナー(略称:初学者エコー)  担当講師 岸田 敏嗣 

これから診療でエコーを導入したいセラピスト、また、エコーはあるが、そもそも画像描出の基礎を学んでいないセラピストにおすすめです。運動器超音波リハビリテーションの内容はかなり臨床的ですので、エコーの使用経験が少ない方にはすこしハードルが高くなります。まずはエコーを取り巻く法律の理解とともに操作の基本を押さえると、その後のエコーテクニックは、二次関数的に上達するはずです。

2:Sono-Anatomy&Plpation 上肢編(略称:上肢Sono-Ana)  担当講師 西嶋 力 

従来の触診の研修は、身体を触れながら筋肉の走行をサインペンで描く手法で行ってきました。このセミナーでは、エコーで体の中を観察しながら演習しますから、奥行きのある解剖学の理解と同時に、エコー画像に合わせて触診をすることで正確な筋走行、正しい触感が経験できます。エコーガイド下に行う解剖、触診という意味で、Sono-Anatomy&Palpationと名付けました。エコー経験の少ない方、また、普段はエコーを使用しないで診療を行っている方にはお勧めです。

3:Sono-Anatomy&Plpation 下肢編(略称:下肢Sono-Ana)  担当講師 岸田 敏嗣 

従来の触診の研修は、身体を触れながら筋肉の走行をサインペンで描く手法で行ってきました。このセミナーでは、エコーで体の中を観察しながら演習しますから、奥行きのある解剖学の理解と同時に、エコー画像に合わせて触診をすることで正確な筋走行、正しい触感が経験できます。エコーガイド下に行う解剖、触診という意味で、Sono-Anatomy&Palpationと名付けました。エコー経験の少ない方、また、普段はエコーを使用しないで診療を行っている方にはお勧めです。

4:肩関節関連組織のエコー画像描出(略称:肩画像描出)  担当講師 福吉 正樹 

肩関節関連組織の画像描出に特化したエコーハンズオンセミナーです。エコーガイド下運動療法にはもちろん役立つ内容ですが、今後エコーを使用した肩関節の機能研究を始めたい方にもお勧めです。研究では再現性ある画像がその第一歩ですので、そのノウハウを学んで、ぜひ臨床研究をスタートさせてください。

5:膝関節関連組織のエコー画像描出(略称:膝画像描出)  担当講師 西嶋 力 

膝関節関連組織の画像描出に特化したエコーハンズオンセミナーです。エコーガイド下運動療法にはもちろん役立つ内容ですが、今後エコーを使用した膝関節の機能研究を始めたい方にもお勧めです。研究では再現性ある画像がその第一歩ですので、そのノウハウを学んで、ぜひ臨床研究をスタートさせてください。

Ⅳ 特別企画セミナー

1:クリニカルインソール2日間集中セミナー(略称:インソール集中) 受講枠 4名 担当講師 林 典雄 

アライメント異常に起因する有痛性足部疾患ならびに有痛性膝疾患に対して、適切なインソール療法は極めて高い臨床効果を発揮します。私が長年取り組んできたインソールは、後足部の回内、回外不安定性を制御するもので、基本的に2パターンしかありません。あとは症例ごとのバリエーションに対応する力が必要です。1日目は私の講義と作成指導により、ペア同士でインソールを作り上げてもらいます。2日目は前日の内容を踏まえて、別の受講生のインソールを作成してもらいます。適時アドバイスはしますが、何とか2足分(前日と合わせて3足)のインソールを自分の力で作ってみましょう。申込みは個人でお願いします。(※ペアでの申込みではありませんのでご注意下さい。)

2:Fellow限定クリニカルケーススタディ(略称:Fellow限定ケーススタディ) 受講枠 10名  
​                              担当講師 名古屋スポーツクリニックスタッフ

運動器機能解剖学研究所では一定要件を満たした先生方に、研究所Fellow認定を行っています。Fellow認定を受けた先生方には、各施設、各地域におけるリーダーに成長していって欲しいという願いから、Fellow限定の特別企画への優先枠を設けています。その中の一つが、私たちと一緒に臨床、研究を継続してくれている名古屋スポーツクリニックの理学療法士による、超臨床的かつ超マニアックなケーススタディをお願いしています。身体所見の評価、エコー評価、エコーガイド下治療など、一連の臨床展開を学んでください。こちらはあくまでFellow限定ですので一般の方は申し込みができません。申込みは個人でお願いします。(※ペアでの申込みではありませんのでご注意下さい。)

〒500-8442 岐阜市正法寺町30 正法寺ビル5-B
​Tel:058-214-7308 Fax:058-216-0408 Mail:ukk501@yahoo.co.jp
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