top of page
日本地図 修正.jpg

大会長挨拶

浅野 昭裕

中部学院大学

看護リハビリテーション学部

理学療法学科

教授

浅野先生.jpg

 日本運動器理学療法超音波フォーラムは、今回で第6回を迎えます。産声をあげてわずか6年ですが、運動器超音波の世界は目覚ましく変化し、静止画から動画の評価へとシフトするとともに、硬さの評価、輝度の評価、血流、脂肪体、神経、そしてハイドロリリース・圧変動と、着目点が多様化してきました。疾患や病態が超音波画像によって可視化され、それらの画像はそれまで経験論で語られていた理学療法やその評価を科学の領域に導いてくれています。運動器超音波に関わる医師やセラピストの数も増え、昨今では運動器理学療法をリードしていると言っても過言でないでしょう。

 今大会では「外傷へのエコーの利用」をテーマに新潟中央病院の酒井瑛平先生を講師にお招きし、主題演題を組みました。科学になりにくいと言われる外傷とその後の変化は、超音波画像でどのように表れ、どう評価されるのでしょうか。また、ぱくペインクリニックの朴基彦先生には「末梢神経障害と超音波との臨床接点」についてお話しをお願いしております。感覚・運動・疼痛に直接関わる末梢神経の障害に超音波画像はどこまで迫れるようになったのでしょうか。その他の領域においても、新しい試み、新しい着目点の報告を数多くお届けできると思います。

 運動器超音波画像に関わっておられる方はもちろん、これから始めようと考えている方々も、ぜひご参加ください。ここでの出会いが、今後のセラピスト人生を変えるかもしれません。東西の中央、名古屋駅から約20分の会場で行われます。皆様のご参加を心待ちにしております。

 

第6回日本運動器理学療法超音波フォーラム担当大会長 中部学院大学 浅野昭裕

bottom of page